ご挨拶
ブランドの枠組みに捉われない個体別での品質管理
豚の品質を見極める際には、吊るしの状態と、肩を割った断面の状態の2つを主な基準とするのですが、吊るしの状態での見極めは、座学以外に長い年月をかけて観察し続け、目を養っていく必要があります。この吊るしでの見極め後、一頭ずつ肩を割り、水分量・赤身・脂身・サシ・弾力・色などの状態から、更に踏み込んだ「個」が持つ特徴の把握を行います。
一般的にはブランドポークという枠組みだけに捉われがちですが、同じブランドポークでも個体の特徴によって美味しい部位やそれに適した調理方法が異なるため、個体の特徴を把握する工程は欠かすことができません。
個体の品質を見極めることに注力しています。
この弊社独自の工程により、調理内容に合った最適な部位を個別にご用意することができるため、飲食店様からのオーダーを多数いただいています。
また、鮮度という名目で割愛されがちな「熟成」に関しても、3~4日をかけて余計な水分や脂を抜き、肉本来の旨味を引き出しています。他にも全ての工程において様々なこだわりがありますが、総じて言えることは、「美味しさを重視している」ということです。
これからもお客様に最高の状態のものをご提供できるように精進して参ります。


すべての行程を自社にて責任を持って行っています
銘柄よりもどんな環境で、何を食べて育ったのかが豚の味を大きく左右するため、「豚生」のすべてが把握できる肉しか扱わないようにしています。弊社が契約している生産農家さんは、衛生的な豚舎でのびのびと育てており、餌もそれぞれの理想に向けたこだわりの配合です。
のびのびと育った豚は、元気な状態で食肉センターまで運び、屠畜作業を行います。電殺器による失神から放血に至るまでのプロセスは、ほんの些細なミスで肉の品質が大きく損なわれてしまうため、この作業の管理を徹底しております。
また、解体についてですが同じ銘柄の豚であっても個体差があり、それによって各部位の肉質も違ってきます。そのため同じ部位であっても、卸先様のご希望に沿わない場合もあるため、銘柄だけではなく個体で判断した上で最適なものをご用意するように心掛けています。
豚生請負人として全てのプロセスにこだわり、おいしい肉として食べられてもらってこそ、豚も成仏できると考えております。
代表取締役岸 健二会社概要
会社名 | 有限会社セーケン商事 |
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屋号 | 萩原畜産(はぎちく) |
所在地 | 坂戸営業所:〒350-0236 埼玉県坂戸市花影町27-7 GoogleMap TEL:049-284-1455 / FAX:049-284-1457 熊谷事業所:〒360-0851 埼玉県熊谷市下増田179-1 GoogleMap |
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