解体後の肉を仕入れて販売するだけの卸商が増えている中、弊社では契約畜産農家さんとタッグを組んでの品種改良から、屠畜、解体に至るまでワンストップで行っております。どの工程も大切なため、他者に任せることができず自然にワンストップ体制になりました。
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元気な状態のままの豚を畜産農家さんから受取り
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落ち着いた状態から一瞬で失神させ放血の安楽死
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複数体の中から注文内容に最適なものをセレクト
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カット後の状態によってブランドの変更もご提案
弊社と契約している生産農家さんは、殆どが開放豚舎のため、豚がのびのびと育っています。(一部窓の無いウインドレスを採用しています。)
出荷の1ヵ月程前からは、餌の大麦の量を増やしてもらい、肉のしまりを良くするなどの微調整も行っています。
豚はとてもデリケートな動物のため、少しのストレスで簡単に体温が上がってしまいます。
ストレスによる興奮状態で屠畜を行ってしまうと肉質の硬い「フケ肉」となってしまい、生産農家さんの今までの努力が全て無駄になってしまいます。
そのため、電殺器による失神の作業は、弊社代表が自ら行ってきた作業であり、社員にも厳しく指導している部分でもあります。
また、同じブランド豚であっても当然個体差があるため、同じ部位であっても調理後の仕上がりに大きな差が出てしまう場合があります。
そのため、弊社では予めいただいていた注文内容に合わせて、最適なものだけをセレクトしてご提供するように心がけています。
シーズンによって同じブランド豚でも品質が変わることがあるため、場合によって別ブランドのものをご提案することもあります。
(高い品質を維持するための工夫の一環です。)